背景紙(布)とその効果

背景紙(布)とその効果

背景紙(布)とはフォトスタジオでよく利用されているアイテムの一つで、
被写体の背景(バック)に使われるものです。
紙制のものを背景紙、布製のものを背景布といいます。

 

フォトスタジオで一番利用されることの多い背景紙(布)は白色です。
光を様々な方向へ反射して必要のない影を消してくれますし、
顔や肌の色をきれいに見せてくれます。

 

また、自然光が入らない室内では全体的に暗く写ってしまうことから、
白色の背景が効果的なのです。

 

次に利用されることの多いのが黒色です。
これは白とは逆に光を吸収してしまうことから、
わざと陰影を付けて写真を撮りたいときに使われます。
白のようにキラキラ輝く写真は撮れませんが、個性的な写真を作る事が可能なのです。

 

白色と黒色以外にも、
被写体の晴れ着などを引き立てるようグレーやブラウンといった地味な色も使用されています。

 

最近では、単色でグラデーションになっていることで
人物を引き立たせてくれるようになっている物や、
レンガや壁などの写真や絵が描いてあって
それ自体が背景の役目をはたしてくれる物なども少なくありません。

 

また、「ムラバック」と呼ばれるつなぎ目がない撮影に適した大型の不織布で、
薄くて軽いことから容易に取り扱うことができ、透過することから
人物撮影や商品撮影でいつもとは違う表現・仕上がりが期待できる背景紙も登場しています。

 

なお、ブルーバックという青色や緑色の背景紙(布)があります。
これは背景へ何かを合成をする場合に使用されるものです。

 

また、特にフィギュアやジオラマの撮影のために使用される背景紙(布)は、
プリントバックペーパー(背景スクリーン)と呼ばれています。